【追記しました】女はどこへ行った?「フェミニズム原則」

swashweb.net 共同声明「フェミニスト原則の再確認を呼びかける」を読みました。すっごいいいことが書いてある。賛同、超賛同。うんうん、で?女はどこへ行った。という話。 トランスジェンダー、インターセックス、そしてノンバイナリーの人々が他の多くの…

その「フェミニズム」に欠けているもの(旧題その「フェミニズム」は理解できません)

togetter.com 女性の裸体について、「女性の身体をモノ化するか否か」それには「コンテクストが重要」という主張を持つフェミニストの方が「女性の身体をモノ化していないのはコレだ」と、乳がん検診を啓発するポスターを自作されています。 これを見た時、…

私の尊敬するフェミニスト

ツイフェミやミサンドリーではない「本当のフェミニスト」って誰なの? anond.hatelabo.jp という問いがあったので、私が尊敬するフェミニストのことを書きます。 その先生の名はユウコさん。大学の教授で、私が通う英会話学校の講師もしていました。今から2…

驚くほど世界は「健常者」のためにつくられている

note.com 伊是名夏子さんが「JRで乗車拒否にあった」と記事を出された件で、批判が集まりました。その批判ムーブを受け、車椅子ユーザーのかわさきりょうたさんが当事者としての考えを記事にまとめています。その怒りの深さを、当事者ではないので共有はでき…

母は満州からの引揚者。残留孤児の一歩手前だった。

80年代後半からつるんで暴れ出した半ぐれ集団「怒羅権」は、中国残留孤児の2世、3世。文春で、彼らが犯した暴力について、聞き取り記事が出ていた。暴力は恐怖なので、深くは読みこんでないけれど、別記事でバックグラウンドが書かれていたのを読んで、彼ら…

【新型コロナ】医療に協力したら医療を守れる

anond.hatelabo.jp 新型コロナで「高齢者をまもるために若者が犠牲になるとは何事か」という言葉を聞くたびに、哀しみと無力感におそわれます。私の父は83歳です。脳梗塞の再発で昨年の12月に、地域の総合病院に入院しました。医師は「大変きびしい状況です…

懺悔のために雲仙は何度も「危険な場所」扱いされる

雲仙普賢岳が噴火して、今年で30年。節目の年の度に、「雲仙は危険な場所」というイメージが醸成される。そしてまた、「取材に市民を巻き込んだ」という懺悔記事がでた。私はこういう記事に怒りを感じる。腹が立つのでリンクはしません。 と思ったけど、忘れ…

「まさか」の収支

「まさか」は次々とやってくる - 予期せぬ試行錯誤 のつづき。 領収書を見つけたので、社会保険でどのくらい助けてもらったのか、概算などを記しておきます。

「まさか」は次々とやってくる

くらげ@耳の悪いADHDのオッサン on Twitter: "貧困についていっておくと、どんな頑丈で今稼げてる人でも、手足の一本吹っ飛んだり、ガンになったり、目が見えなくなったり、脳の一部が壊れるだけで一瞬で貧困への扉は開くよ。それも予告なしに唐突に開くよ。…

セクハラであろうとなかろうと、献血は尊い

宇崎ちゃんのポスターについて、さまざまな、とくにセクハラか否かという議論があります。キズナアイちゃんのときは ponjpi.hatenablog.com のときは、フェミニズム寄りの私がアイちゃんを肯定するブログ記事を書きました。今回はどうかというと…環境型セク…

ドラべ症候群の子どもたちを助けたい。

この記事では、友人のお子さんがかかったドラべ症候群という病気について説明があり、そして、その病気にかかった子どもたちに必要な「Buccolam (ブコラム)」という薬を早く承認してほしい!と訴えています。ドラべ症候群というのは、乳幼児期に発症するてん…

駅で急にへたり込んでしまった話

anond.hatelabo.jp 「へたりこんでしまった」ことがある身からすると、声をかけてもらえると有り難いです。脳腫瘍(髄膜腫)が発覚する前、急に右足に力が入らなくて立ち往生したこと、手術後、てんかん発作を起こしてホームで倒れたこと、があったのでその…

手術の後は麻酔でぐうぐう寝て…いられなかった話

乳腺外科医のわいせつ事件はあったのか?~検察・弁護側の主張を整理する(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース 医師が手術直後の女性患者の胸をなめたなどとして準強制わいせつの罪で逮捕・起訴された事件。 この事件、患者女性の主張が突飛すぎるので、これ…

人生には「まさか」という坂がある

医者に相手にされなくて悲しい という増田の記事を読みました。身体に不調があって色々いわれるととても不安になるだろうから、こんな経験もあった、ということで流してくれてもいいんだけど、でも、「そんなこともあるんだ」と思って、別の病院に行ってもら…

勝谷誠彦さんに気圧された学生時代のワタシ

勝谷誠彦さんが亡くなった。彼にとっては、風の前のチリにも等しいが、私にとっては社会の入口で出会った人で、「マスコミってこんな人がいるところなんだ」と思わせてくれた方なので、ご冥福を祈りつつ思い出を書いてみる。 大学生の夏、私はたまたまソ連に…

フェニミズムってなんだ・胸の大きな女の子

「キズナアイ」というバーチャルなキャラクターがNHKのノーベル賞紹介サイトで登場し、さまざまな物議をかもしました。それを読んで疑問に思ったのが、フェミニズムはどんな女の子(あるいは男の子)を対象にしているかということ。

北方領土に米軍基地は配備されるか?

ロシア人のロシア語の先生と北方領土や平和条約について話したとき、 「日米安全保障条約があるから、日本は何も交渉できない」 と言われました。 おそらく日本人が思うよりずっと、ロシアは日米安全保障条約について敏感。 本日12月14日朝日新聞の2面で 11…

モネ展

混んでました。モネ、大人気です。土曜日の午後3時半頃に赴きましたが、入口からイモ洗い状態でした。 www.tobikan.jp

やっとアニメ「血界戦線」最終回

2015年春クールで私としてはNo.1アニメだった「血界戦線」。待ちにまった最終回が3か月ぶりに先週やっと、やっと放映されました。延期には、「30分の尺に収まらなかった」「制作が間に合わなかった」という「事故」があったみたいです。関係者がどれだけ青…

蕪村は「不遇」だったのか

サントリー美術館「若冲と蕪村」展を見てきました。 「若冲は見たいけど、蕪村は興味なーい」と知人に言われ少し悲しく思ったので、蕪村についてちょっと書いてみたいと思います。 私は蕪村の、特に俳画にほれぼれとしましたよ。 <a href="http:/…

今年行きたい展覧会2

この春から始まる行きたい展覧会をピックアップしました。 上手にスケジューリングしないと。忘れないようにするには、初日が一番なんだけど混むし。 まずはこちら。 ルーヴル美術館展 日常を描く - 風俗画に見るヨーロッパ絵画の真髄 国立新美術館 2015. 2…

歌川豊国の人気

先日、 大江戸の人気者「写楽と豊国 ~役者絵と美人画の流れ~ を見てきました。歌川豊国とその弟子国貞の作品をまとめて見られ、歌川派の調子のノリっぷりがわかって非常に面白かったです。

新印象派展

この気持ちはなんだろう、憧れや懐かしさ。 新印象派展をみた帰り道、私はその気持ちに似た何かを経験したか記憶をたどりました。 <a href="http://neo.exhn.jp/" data-mce-href="http://neo.exhn.jp/">新印象派 光と色のドラマ</a&amp…

携帯電話を持たないのは悪か

発言小町に上がっていた「携帯電話を持たない理由、ハッキリ低収入だからと言うべき?」というトピに心をひかれました。 39歳男性の方、携帯電話を持たないことを家族から咎められたが、収入が低いから持てないんだそうです。

卑下する

ネットの掲示板などで、他人を「卑下する」と使っているのをよく見かけるのですが、「他人を見下す」という意味で使うのは誤用では? 卑下はあくまで「自分のことを低くみる」「卑屈になる」ことだと思います。 それにしても、なぜネットではよく「卑下する…

今年行きたい展覧会

行けるかどうかは別として、とりあえず行きたい展覧会をリストアップしますよ。期せずして戦国・江戸・明治~現代の「時の人」が勢ぞろいしましたよ。 重要文化財指定記念「信長からの手紙」 ~細川コレクションの信長文書59通、一挙公開!~ 平成27年1…

チューリッヒ美術館展

「印象派からシュルレアリスムまで」19世紀から20世紀中ごろのヨーロッパ美術が概観できる展覧会。チューリッヒ美術館は1910年に設立されたんだけども、その前身は1787年、地元の芸術を育てることを目的に愛好会として立ち上がったそう。 今回の展覧会では、…

再開しまーす

5年年ほど放っておきましたが、再開いたします。 物忘れがひどいので、備忘録がわりです。 はてなって、アフェリエイトとかできないのかな。

ルビコン

『内乱記』は『ガリア戦記』とちがい、全編を流れる主調音は、敵に対するカエサルの軽蔑である。憎悪も怨念も復讐心も、自分は相手よりは優れていると思えば超越できる。憎悪や怨念や復讐欲は、軽蔑に席をゆずる。このカエサルが、唯一軽蔑したいと思いなが…

マレンコフ

昨日は、急いでいたので書き飛ばしましたが、方々で言われているソ連・ロシア指導者の「ツル−フサ」の系譜。つまり、ロシア革命以降、ソ連の指導者とロシア連邦の指導者の頭部がツル(薄い)の後はフサ(濃い)と交代している、ということなのですが、さて。