「まさか」は次々とやってくる

 

くらげ@耳の悪いADHDのオッサン on Twitter: "貧困についていっておくと、どんな頑丈で今稼げてる人でも、手足の一本吹っ飛んだり、ガンになったり、目が見えなくなったり、脳の一部が壊れるだけで一瞬で貧困への扉は開くよ。それも予告なしに唐突に開くよ。その扉から守ってくれるのは「社会保障」だよ。

 https://twitter.com/kurage313book/status/1297117255302430720

 

というツイートを、はてなブックマークで見つけてですね、こんなことを書いていたなと思い出しました。

ponjpi.hatenablog.com

そして、ザンネンなことに、「まさか」という坂は次々とやってくるのです。

 「まさか」の連続その①

 

退院して一週間後に再入院しました。当時つきあってた人と退院祝いに食事に行った日、妙にゾクゾクと悪寒がしました。熱が9度近くありました。翌日、手術をしてくれた脳外科の外来で診てもらいました。インフルエンザの検査を一応してみて陰性だったので、風邪薬をもらって帰宅しました。

 

風邪薬を飲みました。翌日の夕方、ゾクゾクしながらトイレに入り、出た後に鏡をみたら、額にたらーりと何かの液体が垂れていました。私はあわてて病院に電話すると、脳外科に回され、前日に見てくれた医師が電話に出てくれました。

 

状態を話していると、「すぐ病院に来て」と言われました。「入院になるかもしれないから荷物を持ってきて」とも。電車で行くつもりだったんですが、手にふるえがきた、というと、「救急車よんでいいから」「病院と僕の名前を伝えて」と言われて、

 

なんか、大ごとになってしまった。と。思いました。

そして、救急車で病院へ行くと、「まさか」の再入院。そして再手術。

頭蓋骨を止めていた「糊」のようなものが砕けてボロボロになっているとのことで、頭蓋骨を取り出して、チタンの人工骨に入れ替えるとのこと。原因は、感染症かアレルギー。翌日、緊急手術。私の頭蓋骨は半径10cmぐらい?切り取られてしまったのです。

 

チタンの人工骨を入れ直す手術をするまで3か月。私は頭蓋骨なしで保護帽子をつけて生活することになったのでした。仕事は、「来るな」と言われたのですが、体調は良くなったし、ただ頭蓋骨が一時的に無いだけだったので、職場へ行くようなりました。しかし、さらなる「まさか」が訪れようとは。

 

それは、会社の倒産でした。