一軒家!

「さて、どうすべきか」なんて言うほど余裕はありませんでした。2度目の昼間に内見にいった時には、すでにメジャーとデジカメを持って、窓や押し入れの採寸、洗濯機やガス器具の栓の確認をしてました(笑)
前回の引越しの経験で、引越し当日にカーテンがさがってないとけっこう困る、ことがわかったからです。

ということはつまり、夜の内見でこの物件に決定していたのですね。

決めたポイントは、たたずまい、でした。詳しくは省きますが、家に至る小道が砂利で敷き詰められて、敷石が丁寧にドアまで続いていました。隣家との間もゆったりしてて、空が広かった。

それと、築40年ながら水周りがリフォームされていたことも大きかったです。トイレはウォッシュレットで、お風呂はガス給湯湯沸かしシステム(追いだき可)で、小窓がついています。換気扇+窓だったら換気もばっちり☆と思いました。

町内会、庭の雑草とり、防犯、害虫…不安な事項をあげたらキリがありません。でも、このまま階下の二人組に悩まされ、男のきちがいじみたクレームに怯えるよりも2億倍以上マシだと思いました。

そしてその日が、退去通告をすべき日の最終日、でした。新居の契約をしたあと、一度プールに泳ぎにゆき、泳ぎながら不満や不安を洗い流して、ひゃっほーいな気持ちで「退去しま〜す♪」の電話を入れました。