土曜日

1週間に1度、この日だけはロシア語に没頭する土曜日。いえ、他の日にだって勉強しなければいけないんですが、なんとなくやらない、というかやれない、というか、モジモジ。ワタシにとって、学校へ行くということは、ある種の強制力を利用するわけで、なんとまぁ他律的な人間なんでしょう、と思ってます。

今現在とっているクラスは2つ。会話と講読です。今期に入って講読の授業を追加しました。新聞記事を読みます。これには予習が必要です。予習しないと授業がまったくわかんないのと、学生時代のように「指される」んです。(気分的には刺される・笑)

午前中、泥縄式に範囲の記事を読みます。というか、辞書を引きます。というか、ほとんどのコトバがわからないので、辞書を引くのです。結局、間に合わなくって、電車の中でも辞書を引くことがあります。ワタシは辞書を引くのがチョー遅いんです。キラキラ星のメロディで「アーベーヴェーゲーデーイェーイョー♪」と歌いながら引いてます。ちなみに、英語の辞書もまだ歌ってひいてます(笑)

最初は会話の授業です。今は、劇場に関する会話がテーマです。待ち合わせに遅れてきた女の子が、「ヤー ザジェルジャーラシ ブ ビブリオチェーケ」(図書館で手間どってたのよ)など、「噛むな」というのが無理な発音を練習します。вとбがリエゾンしたりすると、泣きます。ついでに、劇場用語はフランス語からの外来語というのが非常に多いのです。つい先日、アルバイトの人にフランス語の辞書をあげちゃったのですが、手元にあるとよかった、と後悔(笑)。

15分休憩で、新聞講読。名簿順に訳を担当するのです。当日休む人がいると、ずれるのでドキドキします。自分の担当が、挿入句とか呼びかけとか関係代名詞とかある文だと、構造をとらえるのがとても大変です。今読んでる記事は、「訴訟する」とか「訴訟に勝つ」「法的地位」など、個人的に興味深い単語がたくさん出てきます。もっともロシアで訴訟するなんてありえませんが(笑)。しかも、その訴訟が「悲観的である」「望みがない」「無効である」という単語も良く出てくるし(笑)

授業が終わってそのまま帰ると、きっと疲れて何もしないだろうから、途中の喫茶店でその日の復習を軽くします。できれば次の授業の予習までしてしまいたいのですが、1時間くらいで力尽きます。この後、友人と会ったりします。

*ところで、喫茶店で勉強するって迷惑な行為なんですってね。別件で検索していたらそういう記事を見つけてびっくりしました。まぁ…混んでるお店で4人がけのテーブルを占拠してたら迷惑だろうけど…ワタシにとって喫茶店は昔から、本を読んだり書き物をする落ち着ける場所なので、「迷惑!」と言われるとちょっと悲しい。。。


そんなわけで、土曜日以外にもこれくらいロシア語に向かえればいいのに、と思う今日この頃です。