テキスト争奪戦

NHKラジオ講座のロシア語テキストを買いそびれるとなかなか買えません。いくつかの駅をまわって、月始めになんとか買えてにっこり、というお話です。
NHKの語学講座はとっても有難いです。チェコ語をちょっとかじろうとして教材の少なさに驚き、「ああ、ロシア語ってめぐまれてる…」としみじみ思いました。

でも、本屋さんにもよるのでしょうが、自宅近くの本屋さんはロシア語テキストを月に数冊しか入荷しません。発売日から1週間ほどで売り切れてしまうのです。職場近くの本屋さん2軒も同じような感じ。今回は4軒探した後、学生さんの多い駅近くの本屋さんで見つけました。4冊残ってました。やっぱり母数を見込めるところは入荷数が多いのでしょうね。母数の見込める英語のテキストは、棚に平積みで売るほど(笑)残ってます。

今年から、テキストの表紙デザインが全ての言語で共通で、ラジオ講座の場合は、月のテーマカラーにその言語の文字が配置されています。ロシア語だったら"Русский язык"。これが探しにくい。他のコトバの後ろに隠れていたりすると、ついつい各言語ごとに整理したくなります。そんなわけで、自宅近くの本屋さんで、ほかのロシア語テキストを購入される方と1度鉢合わせしてみたいな…と思っています^^。最後の一冊を取り合ったりして(笑)

ところで10月からの新講座は、入門編が井桁先生の「ロシアを知ろう、日本を語ろう」で再放送。応用編が井上先生の「ゴーゴリの『鼻』を読む」です。

ワタシのラジオ学習歴はずいぶんありまして、ここ3年分ほどのテキストが本棚の一画を占めています(その前のものは処分しました)。ということで、井桁先生の講座は2度目なんですが、改めて見ても本文スキットは飛ばしてますね。

先生によってテキストの内容や進度が異なるのですが、井桁先生のテキストは今までの入門編で一番むずかしいかもしれません。出勤時間の都合で、20分の講座のうち10分しか聞けず、しかも出かける前に色々やりながら聞いているものですからほとんど聞いていないと同義ですが、単数名詞の格変化が終らないうちにどんどん本文はロシア文学の話とか進んでたりして、そのスピードに目が回ります。

文法事項が未だにフィックスしていないので、短期間に進むのは有難いんですが…。希望としては、新出単語のリストに動詞は不定形、名詞・形容詞は単数主格を併記してくださるといいのになぁ(辞書ひく手間がはぶけるので^^)と思います。これまでカンと度胸で変化表をうやむやにし続けたツケが出てきているので良い機会だと思い、品詞分解をしてゆきましょう…。

それにしても、タルコフスキー武満徹の話を2ヶ月目でやってしまうなんて、井桁先生ってすごい。1ヶ月目で「もののあわれ」が出てきたときもびっくりしましたが^^