歯医者さん通いのきっかけ

月曜日のことは、今は考えたくないので、どうしてワタクシが歯医者さんに通い始めたかまとめます。歯医者さんに行こうかな〜どうしようかな〜と思っている方に向けて書きます。

■K先生との出会い
うちの会社の社長と行きつけのお寿司やさんで飲んでたとき、隣にいらっしゃったのがK先生でした。社長(40代後半男性)は、ほったらかしにしていた歯が何本かあり、酒飲み話で相談したところ、翌日いらっしゃい、と言われ通い始めました。K先生は、スウェーデンインプラントを修行されたということです。社長の歯の状態は、気がついたらインプラントを1年がかりで行うことになってました。

ここまでは、ほんとヒトゴトで、イラストを描いて説明されても「あ〜そうですか〜大変ですね〜」と流していたんです(笑)そして、私にとってK先生は、ときどきお寿司やさんで出会い「タバコはやめたほうがいいですよ〜」と言ってくれる親切なおじさんでした。

■禁煙と偶然がきっかけ(笑)
で、私は、4月の終わりに禁煙を始めました。経緯はこちら(笑)

禁煙を開始してから2週間くらいして、歯磨きをすると出血するようになりました。ネットで調べると、禁煙後は歯ぐきの血行がよくなって出血することもあるらしい、とあります。そんなもんかね…としばらく放置してました。だってタバコをやめたんだもん、きっとよくなる、って思ってたんです(笑)

ところが。また2週間ほどして、口内炎が歯ぐきにできたんです。うざったく、痛かった。で、なんとなくウツウツとしていたので、おいしいランチを食べに行こう!と、いつもよりちょっと高めのお店に行ったんです。そしてら、そこにはK先生が(笑)高いご飯を食べるときに限ってお会いします(笑)「口内炎ができていたいんです〜。歯を磨くと出血するんです〜。それから詰め物がとれたのを放置してるんです〜」と言ったらば、「今日4時あいてるから来ます?」と。ちょっと消毒してもらうような軽い気持ちで伺いました。

■歯医者さん通い
そして。歯医者さん通いの始まり始まり。長くなるので箇条書きにします。
・初診。口内のレントゲンと歯型を作成。上の歯型を作るときにオエオエとなり、泣く。染め出し液で磨き残しチェック。行く前に磨いたはずなのに80%も残ってる…とショックを受ける。プラーク歯周病菌をカメラで見せられる。ひえ。
・2回目。改めて磨き残しチェック。自信満々だったのに、歯の表面はちゃんと磨けていても、裏側や奥はダメダメ。なんと60%。歯磨き指導。そして、歯型を見ながら説明。詰め物がとれていた奥歯とは親知らずで、そちらよりも下の前歯の歯周病の方が深刻だと言われる。歯周病なんですって。ひえ。
・3回目。歯周病治療の一環として歯石とり。まずは下の前歯から。「見えるところ」の歯石を超音波の機械でとる。
・4回目。歯石とり2度目。上下全体の「見えるところ」の歯石を超音波の機械でとる。
・5回目。歯石とり3度目。下の前歯の「見えないところ」すなわち歯周ポケットの中の歯石をとる。表面麻酔を塗った後、超音波の機械で。これはキク。痛いと言うか、音も水もきつい。歯科衛生士さんはとても丁寧。
【ここまで、ほぼ毎日歯医者通い。5回目の通院が終わった段階で、歯ぐきが見事にしまってきました】
・6回目。歯石とり4度目。下の前歯の「見えないところ」および全体の「見えないところ」の頑固な歯石を手動でとる。さすがに慣れてきて、痛くはないけれどもガリっとかゴリっという音がしんどい。

痛い思いもちょっとはしたけど、歯はぴかぴか。歯ぐきもぴかぴか(2箇所ブヨブヨあり)。歯石とりと一緒に歯の表面の研磨もするので、ニコチン汚れもすっきり。でも、まだ歯ぐきは喫煙のせいで黒ずみは残っていますケド。(機会をみて、ピンク色にする施術を行います)歯磨きもずいぶん上手になり、朝起きてからの気分が全然ちがいます。ああ、タバコやめてよかった〜、もう絶対すわないっと思ってます(笑)

口内の状態が大分よくなって、(よくしてもらって)いよいよ親知らずの抜歯…ということに。

歯周病って私はすごく軽く考えていたんですが、全然そうじゃないみたいです。私は現在30代半ばなんですが、これからいきなり加速するんだそうです。歯周病が進むと歯が抜けたり、抜かなければいけなくなったりするんだそうです。今のうちにできることを…と思って、ワタシはK先生についていこうと(笑)思っています。

そんなわけで。何かちょっとでも気になることがあったら、歯医者さんには早めに行った方がいいと思います。歯磨きも自己流だと磨けていないこともありますし^^

最後になりましたが、「K先生と同じことをおっしゃってる」と思った歯医者の先生のブログをご紹介します。

「歯科から始まる健康と長寿」さんhttp://jyonan.cocolog-nifty.com/dental/
「世界の最先端スウェーデン予防歯科」よりhttp://jyonan.cocolog-nifty.com/dental/2006/02/post_bcc0.html
まとめると、歯科医院は決して「歯が悪くなってから仕方なく行くところ」ではなく、「治療が終われば通院は終わり」から、「治療が終わった時から歯科医院との本当のお付き合いが始まる」という意識に変える事が、健康な歯を守る第1歩だということです。

何も無いのに歯科医院に行く事を、ためらう方がいらっしゃいますが、今は「予防」という意識が浸透しておりますので、我々としては、大歓迎です。痛い治療をするのではなく、気持ちのよい口腔ケアを受けていただけるので、ぜひぜひ気軽にお越しください。

ということで、レオンさん、ぜひぜひ歯医者さんに行って親知らずの状態を見てもらってください。