スイングガールズ

先程、テレビで映画「スイングガールズ」を見ました。素直に、ココロ楽しくなる映画でした。映画館に行けばよかったな…とちょっと思いました。

高校生の女子たちと1人の男子が、吹奏楽部からあぶれ、根性でジャズのビッグバンドを結成し、最後は音楽祭で演奏する…という話。最初はグダグダだったのが、ジャズの「音」の面白さに目覚め、楽器を買うためにバイトをしたり、購入した中古の楽器がぼろぼろだったり、練習する場所がなかったり…色んなハードルがあるのですが、ユーモラスに乗り越え最後は見事な演奏を聞かせるのです。

もちろん、色々はしょった予定調和な乗り越え方ではあるんですが、主人公の女の子たちの「好きっ」ていう気持ちと「若さ」でずんずん突き進んでゆく、小気味の良いお話でした。

なんだか、私はここ1,2ヶ月ほど、気持ちが前に向かずに、色んなこととシャドウボクシングをしているような状態で、大変苦しかったんです。この1本の映画ですっきり晴れる…なんて都合よくはいかないんですけども(笑)、でもね、なんだか「このことはすごく好きで自分はやりたいんだっ」って思っちゃえば、それは勘違いであったとしても、どこかには進んでいけるんじゃないかな〜って思いました。

自分の見ているものが、自分の見たいものでしかなかったとしても、それはそれ。主観と客観がずれていたら修正すればいいし、修正がきかないんだったら、頑固にマイワ−ルドを押し通せばいい。やっぱ、それなりにやってきたんだから、そこそこ自信を持ったっていいのかもしれない(笑)などと思いました。