ヒルトン ビエナ

さて、ウィーンで泊まったホテルについて触れたいと思います。シティ・エア・トレイン(CAT)発着のミッテ駅そば、クンストハウスに近いという条件でネットで探しました。みつけたのは、「ヒルトン ビエナ」。

コンシェルジェがいるホテルに自費で泊まったのは、初めてです。金額の話をすると貧乏くさくなるのでなんですが、同日のホテル公表価格のほぼ半額、といったところです。カテゴリがROH(Run Of the House・ホテルの空き次第)でしたので、正直期待はしていませんでした。リネン室の横だったりして、と思ってました。

ところがですね、実際のお部屋は、一番奥のおそらくかなり良いお部屋の一つ手前に位置してまして、とても静か。部屋に入るとですね、ダブルベッド、ガラスのデスク、ガラスのティーテーブル、ミニバーが整然とありましてですね、バスルームもすごく広くって、もちろんバスタブつきで、さらに。ふわふわのタオルの上にはあひる隊長までいました。(もちろんパチって旅のお供につけましたよ)

部屋の写真は、眠くて疲れてほわほわだったのでとってません。いちおう、廊下の窓から見えた景色を掲載します。市立公園(スタッドパルク)です。かなり良いお部屋のバルコニーからはこの景色が見えるハズ。ワタシのお部屋からはビルしか見えませんでしたが。

広いバスタブを泡でもこもこにして、あひる隊長と遊びながらお風呂に入り、衛星放送が30チャンネル以上みられるテレビをつけっぱなしにして、寝心地の良いダブルベッドで爆睡。ワタシは三十路のへたれ女ですので、とにかく居住性の良いホテルが何より嬉しいのです。

翌朝は、雨。ホテルのレストランで、品の良い朝食をとりながら、窓の外を眺め算段しました。ウィーン滞在時間は、あとわずか。最後にフンデルトヴァッサーハウスにだけは行きたかったのです。

タクシーを使おうと、コンシェルジェさんに相談しました。すると、左手のドア外に居るタクシーの運転手さんに尋ねてくれました。30〜40ユーロくらい、と。歩いて10分くらいの距離をそれは暴利です。空港までを含んだ値段でしたので、丁寧にお断りすると、右手のドアを指さして、あっちのタクシーだともっと安いです。と教えてくれました。価格のつけかたって色々あるんですね。