「まさか」は次々とやってくる
くらげ@耳の悪いADHDのオッサン on Twitter: "貧困についていっておくと、どんな頑丈で今稼げてる人でも、手足の一本吹っ飛んだり、ガンになったり、目が見えなくなったり、脳の一部が壊れるだけで一瞬で貧困への扉は開くよ。それも予告なしに唐突に開くよ。その扉から守ってくれるのは「社会保障」だよ。
https://twitter.com/kurage313book/status/1297117255302430720
というツイートを、はてなブックマークで見つけてですね、こんなことを書いていたなと思い出しました。
そして、ザンネンなことに、「まさか」という坂は次々とやってくるのです。
続きを読むセクハラであろうとなかろうと、献血は尊い
宇崎ちゃんのポスターについて、さまざまな、とくにセクハラか否かという議論があります。キズナアイちゃんのときは
のときは、フェミニズム寄りの私がアイちゃんを肯定するブログ記事を書きました。今回はどうかというと…環境型セクハラ論議は「ふーん」という感じでみてました。が、
tikani-nemuru-m.hatenablog.com
を拝読して、前半部分にインスパイアされたので書いてみます。
続きを読む駅で急にへたり込んでしまった話
「へたりこんでしまった」ことがある身からすると、声をかけてもらえると有り難いです。脳腫瘍(髄膜腫)が発覚する前、急に右足に力が入らなくて立ち往生したこと、手術後、てんかん発作を起こしてホームで倒れたこと、があったのでその時の経験を書きます。
脳腫瘍については↓で書きました。
人生には「まさか」という坂がある
http://ponjpi.hatenablog.com/entry/2019/01/09/132559
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手術の後は麻酔でぐうぐう寝て…いられなかった話
乳腺外科医のわいせつ事件はあったのか?~検察・弁護側の主張を整理する(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース
医師が手術直後の女性患者の胸をなめたなどとして準強制わいせつの罪で逮捕・起訴された事件。
この事件、患者女性の主張が突飛すぎるので、これは「術後せん妄」の可能性が高いのでは?と思い事件に関心を持ちました。「術後せん妄」というのは、
手術をきっかけにしておこる精神障害で、手術の後いったん平静になった患者さんが1~3日たってから、急激に錯乱、幻覚、妄想状態をおこし、1週間前後続いて次第に落ち着いていくという特異な経過をとる病態をいいます。
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/kango/jutsugosenmou.html
だそうです。もしも、術後せん妄だとすると、患者さんにとっては「実際にあったこと」という認識でしょうし誰にも理解されないと苦しいでしょう。医師側からすると、努力や誇り、キャリアを奪われた形になってしまい惨劇というほかないでしょう。どちら側にとっても本当に不幸なことだと思います。
患者さんに対して術後せん妄のケアはどうだったのかな、と思いました。病院によって違いはあるのでしょうが、私が脳腫瘍(髄膜腫)の手術をしたときのことを、記してみます。手術前に丁寧な説明を受けたにも関わらず手術後ってこんな感じでした。
【追記】術後せん妄に思い至ったのは、この時、術後の説明を丁寧に受けていたからだと思います。ちなみに8年前です。
続きを読む人生には「まさか」という坂がある
という増田の記事を読みました。身体に不調があって色々いわれるととても不安になるだろうから、こんな経験もあった、ということで流してくれてもいいんだけど、でも、「そんなこともあるんだ」と思って、別の病院に行ってもらえたら、そっちの方がいいかな、と私は思います。そういうわけで、私の経験を書きます。長いです。
長いからまとめると、足に不調があって、整形外科に行った。原因がわからないけど1つずつ検査をしていき、時間が経つにしたがい症状がはっきりして、脳に腫瘍がみつかった、驚いた、という話です。
ある晩、畳に座ってドライヤーで髪をかわかしていたら、右足が急に「固まった」ように動かなくなりました。でも、すぐ動くようになったので、「これは気のせい」ということにしました。
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