プルート・ナッシュ

金曜27時からの映画枠をなぜか見てしまう今日この頃。字幕で放映してくれるので、好きなんです。
さて昨晩はエディ・マーフィ主演の「プルート・ナッシュ」でした。95分で軽〜く楽しめるSFコメディー。以下簡単なあらすじとメモ。
西暦2087年、月。人類が月に進出して作った町「リトル・アメリカ」が舞台。エディー・マーフィー扮するプルート・ナッシュは、仲間を大事にするいかした元・密輸業者。友人がつぶしそうなバーの借金を肩代わりし、クラブに改装してオーナーになります。そのクラブは大繁盛。しかし「リトル・アメリカ」を支配しようとする影の大物に買収されそうになり、断ると命をねらわれる羽目に…。

当夜、歌手志望で店にやってきた若い女性ディーナは、騒ぎに巻き込まれ、プルートとボディーガードロボットのブルーノとともに、月の裏側へ逃走します。ディーナ役の人はとても魅力的な人で、見てて楽しかったです。

逃走に使った車には、プログラムされた運転手がいて、ナビのようなモニタに映って毒舌を吐きます。旧型ロボットのブルーノが無骨な動きでボスに従い、ボスのプルートがディーナを頼りにするとジェラシーを感じる。こんな登場人物の設定、どっかで見たな…と思ったら。

イギリスBBC製作のSFコメディー「宇宙船レッド・ドワーフ号」に、似てる…。

それともうひとつ。この映画は2002年に作られたのですが、「リトル・アメリカ」の紙幣には、ヒラリー・クリントンが印刷されてました^^;

「リトル・アメリカ」をギャンブル帝国にしよう、とたくらむ「影の大物」をつきとめ、のりこむプルート。そしてその結末は…

なんというか、話の筋は単純。映像としては、プルート役のエディー・マーフィーが「知恵者で友情にあつく、強い男」でかっこいい、音楽もセットもいい、相手役の女性が美人、で飽きませんでした。制作費はかかってそうなのに、なんとなくB級感があって、こういうのけっこう好きです。